株式会社佐浦様 企業プロジェクト審査会 ☆ カフェ・パティシエ科パティシエ専攻

こんにちは
カフェ・パティシエ科教務の鈴木

株式会社佐浦様 企業プロジェクト審査会 ☆ カフェ・パティシエ科パティシエ専攻

企業プロジェクト第3弾です

9月19日、パティシエ専攻の企業プロジェクト審査会が行われました。

パティシエ専攻の企業プロジェクトは、

日本酒の『浦霞』で有名な株式会社佐浦様http://www.urakasumi.com/

からの企業課題に取り組みました。

もちろん私も大好きですが「浦霞」という日本酒は全国的にも有名な、とくに日本酒を好まれる方たちからは絶大に支持される宮城県を代表するお酒なんです。


 佐浦様では日本酒だけではなく、日本酒に宮城県大崎市岩出山の佐藤農場様で採れた梅を漬け込んで、純米酒の梅酒を作られています

そのお酒と、漬け込んだ梅を使ってのスイーツの商品開発です。

4月のオリエンテーションの様子は以前ブログでご紹介しましたが、以降学生は学校で一生懸命作品作りに取り組んできました。

また今回は作品の発表にも力を入れ、プレゼンテーション時のパワーポイントや原稿も学生が手掛け、発表の練習にも時間を割いて審査会に臨みました。
 

そしてこちらが今回の作品です!4つを順にご紹介いたします!

 

1つ目の作品は「梅とほうじ茶のガレット・デ・ロワ」
クリスマスが終るとフランス中に並び始めるケーキが”galette des rois(ガレットデロワ)”。
ガレットとは円形に平たく焼いたお菓子の総称で、ロワは王様という意味になります。
”このケーキを食べないと年が明けない”という人も多く、1月中はガレットデロワで賑わうんです。これには他にも面白い言われがあるので、興味のある方はぜひ調べてみて!

今回の作品はガレット・デ・ロワの表面に浦霞醸造元の佐浦様の家紋を型どり、浮き上がらせています。
この家紋は「丸に違い丁字」。「丁字」はフランス料理や中国料理でもよく使われる、当時の日本では海外渡来の高価な珍重物であり、仏教では宝物の一つで、瑞祥的な意味のある縁起良いものとしても知られています。もちろん、このお菓子の中にもクローブ=丁字のエッセンスが効いていました!

 

「梅のショコラアソート(3種)」
はちみつに漬け込んだ梅がシワシワに縮んでしまい、使えない・失敗か!と思っていたらその蜂蜜の美味しかったこと!梅の味・香りもうまく引き出されたそれはそれは極上の味でした!
そこからヒントを得て作った作品になります。
梅の風味がぎっしり詰まったエキスを中に閉じ込めたチョコレート。
色もそれぞれ塩釜港の夕日・マリンゲートの青・佐浦様の酒蔵をイメージした茶色など、よくストーリーが考え込まれていました! 

 

「塩竈と浦霞のパウンドケーキ」
塩竈市の花である「桜の花」と塩竈の藻塩をつかった塩味のあるパウンドケーキです。
年配の方をターゲットに日本茶と合うようなケーキを作りました。
塩竈らしさを表現した作品になっています。

 

「梅のティグレ」
 『ティグレ』って、、フランス語で『虎』のことです。
もともとは生地の中に入っているチョコチップがトラのしま模様に見えたことから名づけられた焼菓子です。今回の作品は梅の実がその役割を果たしています。
「塩竈」の地名の由来とされる竈をイメージした形で仕上げられた作品です!

 

そして、審査員には株式会社佐浦様より代表取締役社長の佐浦様、
甘味処柊オーナーの八木様、ホテルレオパレス仙台料理長瀬戸様に来校頂き審査をしていただきました。

業界の方々からの鋭い質問に参考になることが多く、審査会が終わってからコメントを忘れないようにメモをとる学生の姿が見られました。

 

 いよいよ審査委員長の佐浦様より審査結果の発表、選ばれた作品は・・・

 

「梅のショコラアソート(3種)」
佐浦様からは、見た目先行の感じがある、味わいの面でもうひと工夫ほしかった。
とコメント頂きました。

今回は商品作りの難しさを肌で感じるプロジェクトとなりましたが、一方で新しい発見なども生まれ、スイーツ作りの奥深さと楽しさも同時に築きあげることができました。
学生は、プロフェッショナルの商品作りに関しては、ゴールのない探究心と追求を積み重ね、日々勉強していかなければならないということを感じ取ったようです。

今回は学生の成長がみられる刺激のあるプロジェクトとなりました。
ご協力いただいた株式会社佐浦の皆さまはじめ、審査員で来ていただいた方々に感謝いたします。
本当にありがとうございました。

なお、学内では梅のショコラアソートを1月の卒業進級展で販売する予定です。
どんな味なのか、1月まで楽しみに待っててください

 

立て続けに3本まとめて企業プロジェクトをご紹介いたしましたが、みなさんいかがでしたでしょうか。

どの作品がこれからどのように商品化されるのか随時ご報告いたしますので、これからも学校のHPチェックしていてくださいね!

それではまた!